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グラウンド ゼロ セットリポート「THE ONE」 「パワープラント」セット 2001年4月9日 もしあなたが、2週間前にカリフォルニアのリドンドビーチをたまたまドライブしていたら、見逃すことはないだろう。ビーチから数区画行った所に、カリフォルニアのエネルギー危機での厳しさの軽く2倍をいくのに充分なスポットライトが、たくさんの発電所の正面を照らしている。これらのスポットライトは皮肉にも20階ビルの窓のすりガラスを通して、まっすぐ日光が輝いている効果を供給している。「私たちは昼にこういうシーンを撮るのでさえ、光の量を調節したかったのです。」脚本、ディレクターのジェイムスウォンは説明する。「私たちは、時間を別にして人工的な光で夜の撮影をするのは、より簡単であると判断した。」 先日私は工場の中へ入って行った。ウォンは撮影の休憩がとれ、「THE ONE」の企画における基本的な前提について、私に説明してくれた。「話の前提は、並列の宇宙が存在するということです。そしてある宇宙で、人々はその宇宙間を旅する事を発見しました。発見をしていない宇宙もあります。簡単に言うと、ここ地球では、私たちは宇宙間を旅する事を私たちはわかっていません。また、旅する事はマルチバース職員によって非常に制限されています。けれどもこれが正しい背景話のすべてなのです。」 この背景話も同じくらいおもしろいのだが、ジェット・リーのキャラクター(たち)が巻き込まれる事になる時、話は本当におもしろくなる。この点で、ウォンは次の説明をしてくれた。 「ジェットはユーロウという職員のキャラクターを演じます。2年前、彼は偶然に他の宇宙にいる彼のダブルを殺します。彼は我々が他の宇宙に住む自分達のコピーと、エネルギーの模様によって連結されていると発見しました。私たちが私たち自身の一人を殺すと、エネルギーは散らずに・・ただ生きている自分たちに再分配されるのです。もともと彼は気が狂ってしまっているので、映画の初めから、彼は二人ではなく一人になるのだとすべての自分を殺していました。125の知られたマルチバースがいて、彼は既に123人の彼自身を殺していました。彼は、本来別のところで暮らしている自分に属していたエネルギーを集めるために、これをしていました。そして自分自身のためにエネルギーを集めていました。さて、ほかのところで生きている人は、このことについて知りませんが、だんだん強くなってきていました。映画のはじめで、彼は123番目の犠牲者を殺しますが、彼は捕えられ、今にも刑罰の宇宙へ送られるところです。しかし彼は逃げて、地球にやってきて彼の最後のダブルを殺そうとやってきます。・・・彼はただの一人になりたい。」 「地球では、ゲイブ(これもジェット・リー)と言うロサンジェルスの郡保安官です。彼は自分に何がおこっているのか知りません。彼は何かがおかしいのはわかっています。何故なら実際のところ、みんなは年をとるにつれ強くなったり早くなったりしないからです。彼は普通でありたいとそれを隠そうとします。いっぽう、ユーロウはゲイブを殺して自分のために全てのエネルギーを取ろうとやって来ています。その映画の最も難しい点ですが・・一人は他を狩っているが、それでマルチバース職員はやって来て、ユーロウを止めてゲイブを助けようとします。けれどももし一人が死ぬと、もう一人もまた殺されなければならない。何故ならマルチバース職員は、それらすべての力を持った一人の奴が存在して欲しくないのです。」 それがまさにタイトルの意味「THE ONE」だ。あなたたちすべての量子論のファンはそこから結論に飛んではいけない。そしてジェームスウォンと彼の脚本の共同プロデューサーに、少し科学をごちゃまぜにしてつきあい続けよう。並列の宇宙の理論、量子の泡やワームホール(ブラックホールとホワイトホールの連絡路)が、映画のアクションのタイプにとってよりおもしろい環境にするために故意にばらばらに使われている。ウォンが説明しているのを聞くと、クリエイティブな2人組の究極の目標は何か甘美な戦いで映画を作ることだった。 「私たちは何かすてきな要素でアクション部分を作りたい。それでジェット・リーを出演させ、考えました。『誰がジェットにとって最適な対戦者か?』ジェットにとって、もっともエキサイティングなことは自分自身と戦う事です。私たちは並列の宇宙について研究しました。グレン(モーガン)は本当に科学雑誌やそのような材料に。このようなアイディアを互いに詰め込んでいる間、私たちはこれが素晴らしい方法だろうと考えました・・はじめ、たくさんの違った宇宙やSF要素を訪ねました。2番目に、私たちは本当に何がしたいのか、そして観客が本当は何を見たいのかを考え、それは結局ジェット・リーが自分自身と戦っていることだとわかりました。」 それでは、その日のセットでの様子を述べる前に、「THE ONE」について私が勉強したことを要約しよう。 ・ 125の既知の宇宙がある(もとは無限の量、けれどもそれでは実用的でなさすぎる)。 ・ エネルギーの波の模様はそれぞれの宇宙にいるすべての人のコピーに連結する。 ・ 人が自分のダブルを殺すと、追加のエネルギーがその人間で生き残っている人たちの間で分配される。これで超人的な力をもって暮らすことを提供される。 ・ この映画は、これらの宇宙のうち5つを探検し、焦点はその宇宙と私たちが住む地球。 ・ ジェット・リーは悪い奴のユーロウ、そして良い奴のゲイブ両方を演じ、ゲイブは生まれつき私たちの宇宙(地球)の人。 ・ これらの主役キャラクターは供に超人的な力とスピードを持つ。 ・ もし2人のうちの一方が死ぬと、残っている「ONE」はマルチバース職員(ジェイソンスタッサムとデルロイリンドウ)によって殺されなければならない。誰であろうと一人にすべてのエネルギーが利用できるように集められてしまうことを阻止するために。 こういったことのすべてはかっこいいが、それよりもっといいことは、ジェット・リーがつまらない奴をキックしようとするのが見られることだ。ジェット・リー! それで実際には、この発電所セット全体は何に使われているのだろうか。おわかりのように、この発電所は映画の中で「マグノダイン」と呼ばれており、ユーロウとゲイブの最終大対決の場所である。しかしこの「マグノダイン」会社は実際には「THE ONE」の企みには何の関連も無い。超人的格闘技のワル同士が戦うには、気が狂ったバカな場所であるということを除けばである。グレンモーガンでさえ「戦いにはホントにかっこいい場所だ」と認めている。 巨大なインテリアのだいたい半分は、ホンモノの発電所装置で、残りはプロダクションデザイナーに任されてあった。結果はその2つの境目のないブレンドで、たくさんの危険がある戦い現場、登る足場、走り抜ける狭い道だ。見学の間、私は思わずビルの中でしくみをノックして、どれがビルのもとからの金属かと調べていた。そしてそれはウレタンや木でだましてあったりした。私はめったにホンモノを見分けられなかった。明るいオレンジ色の足場と、青白い緑の扇風機(それはリーザルやファンクショナルで見たもの)はともに作られてあったのだが、発電所にちゃんとなじんで見えた。奇妙に見えるピストンとパイプの迷路は、私には映画のニセモノように見えたが、それはもとからのものだった。すべてにおいて、とてもすばらしく洒落たセットだった。 私が訪問した中での最初の撮影は、最後の戦いのところで、ジェット・リー#1がジェット・リー#2の胴へ二重パンチで打撃して壁の中へと20フィート後ろへ吹き飛ばす。それによってガラスは割れ、ジェット・リーサイズに物がへこむ。この撮影で、両方のジェット・リーのキャラクターはスタントダブルで、ジェット・リー#2はケーブルにつられていた。それでパンチのあとに空中をひっぱられて投げられるのだった。このショットは、ジェット・リー#2に準備されたすべてのガラスや木の壁の破片がガシャンとうまくいってウォンが納得するまで、とてもたくさん撮影された。ウォンは#2が目標に着地するところの2つのショットさえうまくいけばすべて幸せだとでも言うようだった。しかしまあ、中にはどういう風に宙を飛んで落ちてバタンと壁にぶつかるのとか、ちょっと覚えていない奴もいるだろうと思うけど。 このショットをみているうちに、2つの疑問がわいた。最初は、このスタントマン(離れているとホントによくジェット・リーに見える)を使って、どのようにジェット・リーが自分自身と戦っているようにだますのか?2番目は、その効果がうまくいったとして、観客は超人的なスピードで戦っている間にジェット・リー#1とジェット・リー#2との間の見分けがつくのだろうか? 最初の疑問の答えは、「一つは肩に撃っているのが立証済みの手段」と、ウォンは笑いながら言った。「だけど実際にはそれをだますのに、視覚効果チームが顔を変える新しいテクニックを創ったのです。」ウォンは説明してくれた。これらのテクニックはジェット・リーの緑のライフマスク(♪生きている人の顔に石膏で型をとって作ったマスク)を配置することが必要で、スタントマンの顔にそれをつけて、カメラがそれを拾い上げていくためのポイントをつけていく。それから、FXチームが色々な表情のジェット・リーのデジタルを準備する。そしてつけておいたポイントを使って、スタントマンの顔にデジタルの顔を本質的には「貼り付け」るのだ。 それなので、顔には気をつけてある。さて、どのキャラクターがユーロウなのかゲイブなのか、見分けるのは観客次第なのだが、二人とも同じ服を着ている。アクションコーディネーターのコーリーユーエンは、その問題について気をつけている。「私たちは2つの違ったキャラクターに2つの違ったスタイルで戦うようにデザインしました。」ユーエンは彼の通訳であり、アシスタントディレクターであるジョナサンクワンを通して説明した。「例えば善のジェット・リーは『Bagwa』と呼ばれる格闘技のスタイルで戦います。この特定のスタイルで、ジェットは円形で戦い、それは善のジェット・リーにとてもよく似合っています。それから悪のジェット・リーには「Shin Yi」と呼ばれるスタイルで戦います。この特定なスタイルでは、それは直線的です。悪のジェット・リーは、2つのポイント間の最速距離はまっすぐな線であると信じていて、とても攻撃的です。それなのでとても違いがあって相対するスタイルは、観客にたやすく2つの異なるキャラクターを認識させます。」 仕事に戻る前に、クワンは付け加えた。「確かに、この映画の中でのジェット・リーが戦う様子は、今までアメリカの観客はかつて見たことが無いようなものですよ」この上ないことに、ジェット・リー本人が話に加わり説明した。「そのキャラクターたちは、私たちがかつて見たことが無いようなたくさんの特別な能力を持っています。奴らそれぞれが、彼らの体の中に60人分の力を持っています。良い奴も悪い奴も、持っています。それなので私たちはあたらしい動きを創作するというたくさんの余地が与えられました。彼らは時速60マイルで走れ、とても高くジャンプできます。とても新しい才能です。」 OK、科学的にはしっかりしたものではないけど、これらの戦いが見込みどおりに目を見はる物であるとしたら、私は不平を言ったりしないだろう。それにしても、サイエンス“フィクション”だよね? このようなはずれた疑問を持ちながらも、のこりのセット訪問はおいしーいものだった。 最終決戦の終わりごろ、ジェット・リー(この時は本人のジェット・・♪スタントマンでないということ)は火花を散らしている機械のようなものに乗りながら、戦いに来る。彼が彼のスタントマンとまた戦おうとする時、彼が飛びおりた奇妙なギアやピストンの装置が爆発する。さて、ウォンは自分を隠れ放火魔ではないと明言していたが、彼の発火“リハーサル”の要望や、爆発の後でうわついてにっこりしているのを見ていると、なんか疑いを持ってしまう。どちらにしろ、立ち会うにはりっぱな見世物だった。特に爆発からおそらく30フィートぐらいの足場から見ていると。ええ、読者のみなさんのために、私は運良くも命を危険にさらし、身をもって焔や破片に近づいた・・もちろん、それはかなりコントロールされた爆発だった。 これら2つの戦いの場面はその夜の最大のものだった。セットでの私の残り時間はランチ(夜の11時半だがこの人たちのとっての話)だった。そこでグレンモーガンから基本的な興味深い情報の部分を教わった。例えば、ストロボスコープのライトのセットは、ウォンとモーガンが書いたTV番組の「ミレニアム」で使われたのと同じセットだった。彼はなんとかしてストロボスコープを引っ掛けて、明るい輪郭のぼんやりした効果を「フランクブラック(明白な黒)」のヴァージョンで使った。 モーガンはまた、「THE ONE」の予算がだいたい6000万ドルから7000万ドルだと明らかにした。「私は『from Final Destination』の50%ぐらいしかかからないだろうと期待していた。だけどもっとかかって75%ぐらい」彼はあとで付け加えたのだろう。う〜ん、ジェット・リーはマトリックスからはもらえなかった報酬をもらっていると思う?誰か知っている? さてみなさん、今のところは「THE ONE」はこれでおしまい。けれども私のこの映画に関しての報道がこれで終わりなのではない。公開まえの何ヶ月のうちに、私はすてきなインタビューをウォン、モーガン、FX監督、スタントマンの人たち、そしてもちろんジェット・リー本人とすることになっている。多分「THE ONE」のための違ったセットからのリポートだってするだろう。私はすべてみなさんに公開しますよ。 Suni Sidhu |
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