カーター=アンドリューの冒険日誌(5/18更新)



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警告!! ここはスパロボと全く関係ありません。
スパロボだけのためにこのページに来た! という人は見ない方がいいでしょう。
はっきり言ってあんまりつーか全然面白くないし。
しばらくIMPACT攻略で更新止まってたし(汗
最終更新(久々)は5月2日、25話です。



−前書き−
えー、ごほん、俺はカーター=アンドリュー、19歳。 
王国グラディウスの兵士だ。
今までわりと普通に暮らしてきた俺だが、どうやら普通じゃない生活を送りそうになっている。
どれもこれも全部『あいつ』のせいだ!
「カーター! 急げ、出発するぞ!!」
また怒鳴ってやがる! 
『あいつ』、さっきから何回俺を呼んでるんだ!?
「カーター! 早くしろ!!」
やかましい!! 絶対行ってやらん!!
んで、『あいつ』と出会って3日目になる。 
ここは宿屋で『あいつ』が俺を呼んでいる、というわけだ。
思えばあの時、なんで『あいつ』を、リバス=フォルゲーンを助けたのかねえ。
思い出すのは3日前・・・。


第1話『俺は死ぬ』
俺は仲間のロビンとネーベルと共に草原へ来ていた。 
凶悪なモンスターが出るから倒して来い、っていう命令を受けてな。
これはそのときの会話だ。
ロビン「本当にモンスターなんているのか?」
ネーベル「さあな。 いたとしても倒せばいいだけのことだ」
俺「ま、俺の敵じゃないけど」
ロビン「よく言うぜ」
こんなことを言いながら俺達は歩いて行った。
すると、一番後ろにいたロビンが突然叫び声をあげた。
ロビン「ギャーーーーー!! コンゴエイプゥゥゥゥゥゥゥ!!」
馬鹿馬鹿しい。 
コンゴエイプなんて凶悪モンスター、ここらへんにいるかよ。
・・・ってその時は思ったな。 
ネーベル「コンゴエイプは本来ならこのあたりにはいないモンスターだぞ」
そうそう、コンゴエイプはもっと深い森の奥とかにだな・・・。
ロビン「いるんだから仕方ないだろ! お前らも見えてるだろう!」
ネーベル「・・・ああ」
まったく、ネーベルもグルかよ。 
俺「は〜? 2人で俺をからからうな・・・よ!?」
俺はしぶしぶ後ろを向いた。 
その俺の目に飛び込んできたのは・・・。
コンゴエイプ「グルルゥゥゥ・・・・・!!」
巨大な体、紫の体毛、鋭い爪。 
間違いない、コンゴエイプだ!!
俺は・・・いや俺達は死を覚悟した。
なぜならそのコンゴエイプが3匹もいたからだ。
ロビン「夢なら覚めてくれぇ!!」
ネーベル「・・・最悪だ」
1匹でも強いのに、3匹相手に勝てるわけがない。 
エイプA「グルゥゥゥゥ・・・」
エイプB「ウォォォォン・・・」
エイプC「・・・グオルルゥゥゥゥ!!」
リーダー格らしい巨体のエイプが叫んだ瞬間―――、
ネーベル「ぐはっ・・・!」
ロビン「ぎゃあああああ!!」
俺の横にいた2人がエイプに切り裂かれた。 
胸から赤い血が流れている。
今度は俺の番だ。 
ボスエイプが近づいてくる。
俺は心底恐怖を感じた。 
狩る者と狩られる者、その違いは明白だったからだ。


第2話『救世主、来る』
―――もう駄目だ、殺される。 
ボスエイプが俺のすぐそばまで近づいてきた瞬間だった。
「コンゴエイプ、ランクB、賞金1500マニー・・・」
突然どこかから声が聞こえてきた。
「よし。 なかなかの上玉だ」
声を出していたのは、エイプたちの後ろに立っている女だった。
長い金髪、整った顔、なかなか俺好みの女だ。 
年は17,8ぐらいか?
しかし一つ奇妙なのは・・・女には不釣合いな大剣を腰に提げていることだ。
・・・なんて言ってる場合じゃねえ!
だいたいこいついつからここにいるんだ?
俺「おい、お前何してるんだ!? 早く逃げろ!!」
女「そいつらを狩ろうとしている お前こそ逃げなくていいのか?」
こいつらを狩るだって!? こいつまさかモンスターハンターか!?
ちなみにモンスターハンターとはモンスターを倒すことで商売している奴らである。 
強い奴を倒すほど高額の賞金がガルズからもらえるってわけだ。
ああそうだ、ガルズの説明もしなきゃな。 
ガルズっていうのは超巨大な企業だ。 
武器とか防具を作ってる。
その武器、防具を作るためにモンスターの死体から材料を取るらしい。
だからガルズはモンスターの死体の買取を行なっている。 
それにしてもこんなガキがハンターかよ! 
・・・年は俺とあんまり変わらないと思うけどな。
女「ほら、下がれ下がれ。 そこの怪我人2人を連れて逃げろ!」
なんてムカツク女だ。 
ここで男が食い下がれるか!
俺「うるせえ! お前みたいな奴にエイプが倒せるかよ!!」
女「何? お前はこいつを倒せると言うのか? 当然私は倒せるが」
俺「倒せるに決まってるんだろうが!!」
嘘だ。 
俺がエイプなんかを倒せるわけがない。 
しかし見栄を張った以上やるしかない。
エイプ3匹がこちらをにらんでいる。 
怖え。
しかしこの女は平然としている。
こんなのに慣れてるのか? やっぱりこいつムカツク。 
とりあえずこいつの名前ぐらいは聞いとくことにした。 
俺「俺はカーター! カーター=アンドリューだ!!」
女は腰の大剣を抜いた。 
でかい剣だ。 
俺の剣の何倍あるんだ?
女「私はリバス。 リバス=フォルゲーン!!」
これが俺と、偉そうな喋り方をする女、リバスとの出会いだった。


第3話『光刃輝く(前)』
リバス「時間をかけている暇はない。 一気に叩く!」
俺「お、おう!」
リバスが右に、俺は左に回りこんだ。 
リバスは大剣でエイプの右胸を突いた。 
あの程度じゃ生命力の強いエイプが死ぬはずないな。
エイプA「・・・グギァァァァァ!!」
だがエイプはばったりと倒れこんだ。 
胸から流れているのが少量の血だけであるにもかかわらず、だ。
俺「・・・!?」
びびったぜ。 
なんであれだけでエイプが倒せるんだ?
リバス「エイプの弱点は右胸だ。 まさか知らなかったのか?」
俺「んなもん知ってるに決まってんじゃ・・・!」
襲ってきたエイプをかわし、俺もエイプの右胸を突いた。
俺「・・・ねえか!!」
エイプB「グギォォォォォォ・・・!!」
エイプがその場に力なく倒れこむ。
俺は本当はそのことを知らなかったが、なんかしゃくなので黙っておいた。
エイプC「・・・・グゥゥゥゥルルルル!!」
これで残りはボスエイプ一匹になった。
でもなんかあいつ怒ってるみたいだ。 
仲間を殺された怒りか?
エイプC「ガアアアアアッ!!」
エイプの爪が俺たちを襲った。 
巨体に似あわず意外と動きが速い。
リバス「ちっ!」
リバスの大剣がボスエイプの右胸を突き刺した。 
これでこいつも倒したか?
エイプC「・・・グギャギャ」
俺「お、倒したか?」
俺はエイプに近づいた。 
もうこいつは大丈夫だろうと思ってな。
リバス「よせ! まだこいつが死んだわけでは・・・」
俺「平気平気。 
こんな死にかけに何ができるって・・・」
・・・それが間違いだった。 
こいつは想像以上にしぶとい野郎だった。
『手負いの獣は最も恐ろしい』 
俺はその言葉を深く感じた。
エイプC「グギャャャャォォォォォ!!」
突然エイプが立ち上がり俺に攻撃してきた。
俺「いいっ!?」 
幸いにも鎧がガードしてくれたから重傷にはならなかったみたいだ。
でも間違いなく何本か骨がイっただろうな。 体のふしぶしが痛い。
リバス「だから言った・・・! 早く逃げろ!!」
仕方ないがここはこいつの言うことを聞くしかねえ。
俺は傷みをこらえて這って進んだ。 
ほふく前進みたいにな。
リバス「少し疲れるが・・・やらせてもらう」
俺が十分離れたところでリバスが何かやり始めた。
リバス「『神よ我が声を聞きたまえ。 我は汝との契約により力を得し者なり』」
なんか呪文の詠唱みたいだけどあんなの聞いたことねえ。
リバス「『今我に力を与えよ。 ・・・ルーン!!』」
詠唱を終えたとたん、周りに光が走った。 
まぶしくて目が明けられねえほどに。


第4話『光刃輝く(後)』
ようやく光が収まったみたいだ。 
・・・って何ぃ!?
なんかリバスの持っている剣が光を放ってやがる。
まさか光を放っていたのはあの剣か?
俺「おい、その剣・・・」
リバス「この剣はスウィアーソード。 少し特殊な剣だ」
見りゃ分かる。 
普通の剣は発光しねえよ。
エイプC「ゴアアアアッ!!」
まずい、エイプがあいつを狙ってやがった。
俺「リバス、後ろだ!!」
エイプがリバスを攻撃したと思ったその時、
リバス「終わりだ」
一瞬でリバスは身をかわし、エイプの右胸を突いた。 
エイプC「ゴアア・・アア・・・アッ・・・」
起き上がってくる様子はない。 
今度こそエイプは死んだろうな。 
リバス「私はこれからこのエイプ3匹をガルズに送りに行く。 
一番近いガルズ支部はどこだ?」
ガルズはインメンス大陸のザーブルグ以外にもそこらへんに支部がある。
さらにモンスターをガルズまで引っ張っていかなくても連絡したらその地点まで引き取りに来てくれる。
昔はハンターが自分で引っ張って言ったらしいけどな。
俺「それならグラディウス城下にあるぞ」
リバス「じゃあそこまで行く・・・」
そう言ったとたん突然リバスが地面に倒れこんだ。 
俺「おい、大丈夫か?」
リバス「すまない・・・力の使いすぎだ」
どうやらリバスの説明によるとスウィアーソード?はリバスの体力を使ってすさまじい威力を発揮するらしい。
でもこいつ剣が発光したことについては何もいわなかったがな。
リバス「悪いな、少し眠らせてもらう・・・」
俺「はあ!?」
おいおいマジかよ。 
俺に仕事を全部押し付ける気か?
俺「リバス! リバ・・・」
リバス「・・・・・」
寝てやがる。 
いったいどうしろって言うんだよ。
しかもネーベルとロビンも怪我して気絶してるし。
ここで何通りか可能性を考えてみる。
1:ロビンとネーベルを連れて帰りリバスはここに置いていきエイプの賞金を俺がもらう。
2:3人とも連れて帰り賞金をリバスに渡す。
3:俺はもう帰る体力がないので助けが来るのを待つ。
俺は考えに考えた。 そして最終的に達した結論は・・・。
・・・めんどくさいが2だった。

だからわざわざ俺は1人1人担いでグラディウス城まで戻ったわけだ。
死ぬかと思ったぜ。 
まあ3人とも担いできたあと俺は死んだように眠ったらしいんだけどな。
んで、こっからが城でのやりとりになる。


第5話『グラディウスにて』
朝、俺は起きた後で、目を覚ましてないらしいリバスを見ていた。
いろいろと気になるんだよな、こいつ。
つまるところ俺はこいつに質問したいことだらけだった。
なんであんなに強いんだとか、あの大剣は何だとか、そんなところだ。
なんかむりやり起こすのも気がひけるんで、とりあえず起きるのを待っていた。
そうこう考えているうちに・・・、
リバス「・・・ここは?」
リバスが目を覚ました。 
あいつピートがライフル喰らったような顔してるな。
ちなみにピートがライフル喰らったような顔とは驚いた顔のことだ。
ピートは鳥形モンスターで超弱い。 
子どもでも倒せることがあるから面白い。
俺「ここはグラディウス城だ。 一応ほっぽり出すのもなんだから運んできてやったぜ」
リバス「すまない、迷惑をかけた」
俺「いいってことよ。 ほら、4500マニー」
俺はリバスに3匹分のエイプの賞金が入った袋を渡した。
リバス「いや、1500マニーはお前のものだ」
俺「いや、お前にやるよ。 お前がいなかったら俺ら3人死んでたぜ? ロビン! ネーベル!」
俺はエイプにやられて死にかけた2人の仲間の名前を呼んだ。
リバス「・・・?」
すぐにドアが開き、2人が姿を現した。
ロビン「ああああ! 女神様ぁ!!」
ネーベル「貴女には感謝してもしきれないほどです」
ちょっとロビンの言い方はオーバーだな。 
でも仕方ねえか。 
なにしろ命の恩人なんだからな。 
言いたくなるのも分かる。 
でも俺は絶対に言わねえ。
リバス「いや・・・ありがとう」
ん?今ちょっとリバスの顔が緩んだような。 
いや気のせいだろ。
あいつの冷静な顔が崩れるはずな・・・でも起きた時に崩れたな。
リバス「あまりここに厄介になるわけもいかない。 出発させてもら・・・」
そう言って立ち上がろうとした瞬間、リバスはベッドに倒れこんだ。
たぶんまだ体力が完全に回復してないんだろ。 
リバス「・・・やはりもう少し厄介になることにする」
意外と素直だな、こいつ。

その後リバスは一日中寝ていた。
そして俺はエイプ討伐の栄誉をたたえられ、兵士長に就任した。
なんか世間では俺がエイプ3匹を倒したことになっているようだ。
さらにいき倒れのリバスを助けたと。 
だから兵士長の座を、らしい。
なぜかロビンとネーベルは本当のことを言わなかった。
俺に対する友情からか? 
まあ別にどうでもいいが。
これで元兵士長のレーンの奴にでかい顔させることもなくなる・・・はずだった。
だがこれが原因である事件が起こることになっちまう。
王国グラディウスが崩壊した原因の・・・あの忌まわしい事件が。

第6話『悪夢の序章』
その日俺はリバスと一緒にモンスター退治に出かけた。
なんかリバスはタダで城に置いてもらうのが嫌だったらしい。
だから城に置いてもらう代わりにモンスター退治で家賃代わりを、というわけだ。
倒したのはスライムが3匹、マンドレイクが1匹、ゴーストが2匹だった。
スライム2匹で200、マンド1匹で200、ゴースト2匹で700だから・・・。
合計1100マニーになった・・・いやなるはずだった。 
・・・『はずだった』についてはすぐに書くことにする。
とにかくその額は少ないが家賃としては文句ない額だ。
エイプ1匹より少ないが仕方ねえ。 
エイプけっこう強いからな。
今回あいつの剣は光らなかった。 
敵が弱かったからか?
リバスに聞いてみると、
「どうとでも解釈してくれてかまわない」
だそうだ。 
だからそう解釈することにした。
意気揚揚と帰った俺たちを待っていたのは仲間からの手厚い歓迎ではなく・・・、
赤く炎上するグラディウス城だった。
炎がいたるところから上がっている。 
城下では人々が逃げまどっている。
そして・・・焼け焦げた死体がある。
まさにそれは地獄絵図だった。
俺もリバスも、どうしたらいいのか分からなかった。 
なぜそうなったのかも。
ただそこに呆然と立ちつくすだけだった。
そしてやがてリバスが重々しく口を開いた。
リバス「まだ・・・城に人がいるかもしれない」
俺「・・・行くぞ!!」
その瞬間俺達は城へと駆け出していた。


第7話『悪夢の序章(2)』
城の中はやはり大惨事となっていた。
火、火、火、火・・・。 
いたるところから火が上がっていた。
だが全員避難したのか誰も人がいない。
でも、王座と妃座、それに地面に死体があった。 
王座と妃座のは誰だか服装で分かった。
・・・俺はその顔を見なかった。 
見たくなかったからだ。
悲しみと同時に俺の心には怒りが込み上げてきた。
なにしろそこらへんにこんなことをしやがった奴がいるかもしれねえ。
でも望むところだ。 
見つけたら俺は容赦なくそいつを殺すだろう。
そんなことを考えていると。
リバス「人がいるぞ」
誰か見つけたみたいだ。 
でもそのリバスが見つけた奴っていうのが・・・。
俺「・・・レーンかよぉ」
思わず俺は言ってしまった。 
なんせそこに寝転がっているレーンは俺が大嫌いな奴だったからだ。
自分が兵士長であることを鼻にかける、いやかけた。 
でも今は俺が兵士長だ。
よく他人を見下す。 
異常にエリート意識が強い。
でも今はそんなことを言っている場合じゃねえ。 
とりあえず助ける事にした。
俺「おい、レーン! レーン!! 起きろ!!」
レーン「・・・カーターか? 他のみんなは、国王は、王妃は!?」
俺「わからねえ。 たぶん・・・逃げたと思うけどな」
レーン「そうか。 ・・・カーター」
俺「何だよ?」
そのとき気づいていればよかった。 
リバスが俺に訴えていたのに。
リバス「カーター! そいつから離れろ!」
俺「ああん?」
俺は気づいていなかった。 
レーンがいつのまにか剣を持っていることに。
レーン「カーター、死んでくれ」
俺はまったく油断していた。 
まさかこいつが敵だなんて思いもしなかったからだ。
そしてレーンは剣でまったく無防備な俺の脇腹に剣を突き立てた。
周りに俺の赤い血が飛び散った。 
痛え。 
エイプにやられたときとどっちが痛かっただろうな。
リバス「カーター!!」
俺は返事を返す気力すらなかった。 
リバス「まさか貴様・・・!!」
レーン「ちょろいものだな。 まさかこうも簡単にひっかかるとは思わなかった」
リバス「・・・お前だな。 この城をやったのは」
レーン「ああ俺だ、俺がやった」
その言葉を聞いた瞬間、俺はキレた。 
傷が痛むのも忘れてグリランドリーを持ち、レーンに突進していった。
レーンは持っていた剣で俺の攻撃を受け止めた。
俺「てめえが、てめえがああああああああっ!! 何でこんなことをしやがった!!」
レーン「元とは言えばお前が悪い」
俺「何言ってやがる!!」
レーン「お前が兵士長になるからだ。 俺はそのうちこんな田舎の国ではなく、ザーブルグなどの大国に行くつもりだった。 そのためには名声が必要だ。 『グラディウスにレーン=シュミットあり』と。 だがお前が兵士長になったせいで、俺の計画は完全に崩れてしまったのだ。 その償いをしてもらわなくてはな」
俺「なら・・・俺だけを狙えばよかったじゃねえか! なんで国を崩壊させる必要があるんだよ!!」
「それについてはボクが説明するとしよう」
なんかどっかから声が聞こえてきた。 どこからだ? 
リバス「・・・隠れてないで出て来い! グレムリン!!」
何ぃ!? リバスはこの声の奴を知ってるのか!?
「さすがだね。 リバス=フォルゲーン」
突然柱の影から何者かが姿を現した。 
いったい何者かと思えば・・・分からなかった。
モンスターかとも思ったが、こんなモンスター見たことねえ。 
ぬいぐるみみたいな小さい体に、小さい槍、小さい牙、小さい翼。 見れば見るほど小さい奴だ。
俺「リバス・・・こいつを知ってるのか?」
リバス「こいつはグレムリン。 ・・・魔界の住人だ」
俺は一瞬耳を疑った。 『魔界』という単語が出てきたからだ。

第8話『悪夢の序章(3)』
そもそも魔界なんて存在しないものだと思っていた。
『この地上ではない場所に、モンスターよりはるかに強力な力を持った悪魔という存在がいるそこは魔界と呼ばれており、暗い暗黒の世界である・・・』
これは超有名な作家スクレイド=ジオティアルの書いた『魔界』という小説の始まりだ。
中身は説明がだるので省略だ。 
まあ魔界での悪魔のいざこざを書いた作品だな。
そんな作り話の中の存在だとばかり思っていた悪魔が今目の前にいる。
でもなんか弱そうだけどな。
グレムリン「ふふふ。 この城の崩壊は魔界による地上侵略の第一歩なのさ。 こんな退屈な世界はもういらないからね」
・・・何言ってやがんだ? こいつ。
俺「はあ? んなことできるわけねえじゃ・・・」
リバス「いや、できる。 こいつら悪魔は・・・それだけの力を持っている」
何ぃマジか!? ・・・待て、何でこいつそんなこと知ってるんだ?
俺「おいリバス、何でお前そんなこと知ってるんだよ?」
リバス「・・・今は言えない。 とりあえず奴らを叩くのが先だ」
俺「分かった。 そんかわりこいつら撃退したらとことん聞かせてもらうぜ!」
そうだ、レーンの野郎!!
レーン「カーター、お前もこちら側に来い。 何者にも負けない力が手に入るぞ」
俺「まさか悪魔に付いたとか言うのかよ?」
レーン「ああ。 俺のことを認めない世界など滅べばいい」
グレムリン「彼は賢いよ。 ボクたちに付くことで人を超えた力を得たんだからね」
俺「やっぱな。 でもお前が相手でよかったぜ。 手加減しなくてすむからな」
レーン「ならばお前も死ぬことになる。 この2人のように」
レーンはそこらへんに散らばっていた2体の死体の顔を俺の方に向けた。
その死体の顔を見て俺たちは愕然とした。
俺「・・・嘘だろ」
リバス「・・・!!」
その顔は俺の仲間である・・・ロビンとネーベルだった。
その時、俺は再びキレた。
俺「レェェェェェェェェェェン!! このクソ野郎が!!」


第9話『悪夢の序章(4)』
レーン「お前もこいつらのようにしてやろう」
俺「うおおおおおおおおおっ!!!」
レーンと俺の剣が組み合った。 
俺は全力で剣を押した。
俺「てめえだけは、てめえだけは!!」
レーン「愚かな・・・」
レーンの剣が俺の剣を押し返す。
でも負けるわけにはいかねえ。
ロビンとネーベルのためにも俺は・・・負けられねえ!!
本来ならば立っているのもつらい傷のはずである。
だが、レーンに負けたくないと思う気持ちだけが体を動かしていた。
リバスはグレムリンと戦っている。
グレムリンが槍を振るうと衝撃波が生まれ、それがリバスを襲った。
しかしリバスはそれを剣で受け止め切りかかろうとする。
どうやら向こうは安心のようだ。
レーン「何か・・・勘違いをしているようだな」
突然レーンの押してくる力が異常なほどに上がった。
本当にこれが人間の力か?
俺「くぅ・・・おおっ・・・!!」
レーン「俺は今まで30パーセントも出してもいなかった。 今ちょうど50パーセントほどだ」
これで50パーセントだって!?
じゃあ100パーセントはいったいどうなるんだよ!!
やばい、足が震え始めた。
もう立っているのもつらい。
俺「ぐうあっ!!」
俺はついに立てられなくなり地面に倒れようとした。
レーン「さらばだ」
レーンの剣が無防備な俺を襲った。
しかしこんな瞬間でも俺が考えていたのは一つ―――。
レーンを倒す。 ただそれだけだった。
俺「く・・・そう・・・」
俺は最後の力を振り絞って剣を振った。
そこでもう俺は死ぬと思っていた。
―――しかし俺は死ななかった。
奇跡は起こったのだ。
その時俺は、いや、レーンもリバスもチビ悪魔も見たはずだ。
俺の剣であるグリランドリーから現われた、赤い炎を纏った魔神の姿を。


第10話『炎の魔神』
目の前に赤い魔神が立っている。
別に何をするわけでもない、ただ立っているだけだ。
「お前・・・」
やがてそいつが口を開いた。
「俺を呼んだのはお前か?」
仰天、こいつ喋れたのか? 
意外と言えば意外だ。
「俺を呼んだのはお前かと聞いている」
なんか質問してきた。
なんかわからんけど答えてやることにした。
俺「ああ」
「命令を言ってくれ」
俺「命令ぃ?」
俺はオウム返しに聞いてしまった。
いきなり命令なんて聞かれてもなんのことやらさっぱりだ。
リバス「その方は味方だ! 炎の精霊、フレイマア様だ!!」
グレムリン「やっぱりね・・・」
リバスとチビ悪魔はなんかこいつのことを知っているらしい。
様付けするほどえらいやつなのか?
つーか精霊?
こんなんだったのか?
この世界には8体の精霊がいるといわれている。
光、闇、火、水、風、地、木、金の8体だ。
んじゃあこいつは炎の精霊か?
初めて見たからなんか実感がわかん。
リバス「その方はお前に従ってくれる! 命令をいえば何でも聞いてくれるはずだ!!」
フレイマア「いかにも」
なんか嘘臭い。 
じゃあ試してやる。
俺「じゃあな・・・レーンだ! あいつを黒焦げにしろ!!」
俺はレーンを指差しながら言った。
フレイマア「分かった」
レーン「ふん。 そんな奴に何ができる」
グレムリン「避けろ! そいつは・・・!」
フレイマア「ファイアボール!!」
俺「いっ!?」
フレイマアの手から炎の球が現われ、レーンを直撃した。
たちまちレーンに火が燃え移る。
レーン「うおおおおっ!?」
グレムリン「だから言ったのに・・・。 こいつは炎を自由に操れるのさ」
俺「すげぇ・・・」
フレイマア「まだやるか?」
俺「いや、もういいぜ」
さすがにこれ以上やるのも気がひける。
どうせあいつもう戦えねーだろうし。
レーン「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
おおまだ生きてやがる。
なんてタフな野郎だ。
リバス「どうする? あの方の今ならお前たち2人を一瞬にして消せるぞ」
まああれだけの威力があるならな。
グレムリン「やっぱり退却しかないね。 報告しなきゃいけないから帰るよ」
レーン「カーター、この恨み・・・忘れん!」
いや、かってに恨まれても困る。
そしてレーンとチビ悪魔はその場から消えた。
そーいやなんで俺のグリランドリーからこいつが出たんだ?
考えてもわかんねーが。


第11話『契約』
リバス「フレイマア様、正式な契約を」
フレイマア「ほう? ならばお前がルーンの・・・」
リバス「はい」
なんかフレイマアだっけ?にリバスが話し掛けてる。
それにしても『契約』ってなんだ?
フレイマア「そこの男でいいのか?」
リバス「・・・はい」
そこの男って・・・どう考えても俺しかいない。
いったい何をしようっていうんだ?
リバス「炎の精霊に命じる。 ルーンの御名において我が友の力となりたまえ。 我が名はリバス・・・」 
なんか唱え始めたし。
すると突然炎が燃え上がりフレイマアの姿が消えた。
いや、グリランドリーに吸い込まれたのだ。
そのフレイマアがいた場所には赤い本が残されていた。
ん・・・吸い込まれた?
俺「おい、何しやがった!?」
リバス「カーター・・・落ち着いて聞いてくれ」
なんかリバスが真剣な表情をしている。
リバス「お前はその剣に、フレイマア様に選ばれたんだ。 私と一緒に旅をしてほしい」
まったくもってわけ分からん。
つーか単刀直入に言いすぎだ!!
俺「・・・わけが分からねえよ。 1から説明してくれ」
リバス「いいのか? 長くなるが」
俺「いいぜ」
リバス「分かった、説明しよう」
リバスはこの後とんでもないことを話し始めた。
なんと自分は悪魔全てを敵に回そうとしているのだと。
しかし俺はその話に一時間近くも聞き入ってしまった。
あまりにも長く分かりにくい話だったから、全て書くのは面倒なんで次に要約することにするぜ。


第12話『リバスの語ったこと(前)』
俺が最初に聞いたのは、リバスが家族や友人などを・・・いや『村』を殺されたということだった。
リバスの住んでいた村の住民はなんか特殊な能力を持っていたらしい。
「神や精霊と対話できる」とか世間一般で言われている村ってことだから、ミスティ大陸の西の端にある村、ワンドだろう。
ワンドは別世界に最も近い場所とか言われており、天界と魔界への入り口がときたま開くそうだ。
その入り口から神や精霊を呼ぶのがワンドの村人の仕事だったらしい。
ある日そのワンドで儀式が行なわれていたらしい。
神を呼ぶ、とかなんたら・・・とにかくそういう儀式だ。
それでその儀式にはスヴァンヒルドの大臣が兵士と何人か来ていたとか。
スヴァンヒルドってのはザーブルグと肩を並べるほどの大国だ。
でも今この2つの国は戦争をしている。
詳しい理由は知らねえけどな。
そもそもその大臣が来た理由っていうのがまた単純で、「神の力で戦争に勝たせてくれ」だそうだ。
まったくもって理不尽な願いだが、一応村人たちは承諾したらしい。
それでその儀式が行なわれていた最中に大臣が、
「そんな怪しげなことは認めん! 貴様ら悪魔の使いだな!!」とか言ったらしい。
ワンドのそういう怪しげな風潮は世界的に有名だから、ほとんどの人は信用しているはずだ。
でもたまにそんなことを言う奴もいる。
つまりこの大臣のように、頭の堅いお偉いさんとかがそうだ。
ワンドでは儀式中にそういう批判するようなことを言うと悪魔が来る、と信じられており、村人は言わないそうだ。
でも大臣はそんなことを知るわけないだろう。
言っても信じねえと思うけどな。
その大臣は村人や兵士が止めるのも聞かず、「インチキだ! サギだ!!」を繰り返したそうだ。
困るよなこういう奴って。
そんでもって―――本当に神の代わりに悪魔が来てしまったらしい。
しかもただの悪魔ではなく、魔界六将とかいうのの1匹、ベリアルってのが。
悪魔にも強さでランクがあるらしく、下級悪魔、中級悪魔、上級悪魔、魔界六将、そして魔界最強である魔王とランクアップするそうだ。
つまりベリアルってのは魔王の次に強い6匹の中の1匹ってことになるようだ。
そりゃ強いわな。
そのベリアルは、ワンドで破壊の限りを尽くしたらしい。
家は燃え、人々は逃げ惑い・・・ちょうどグラディウスと同じ状況だ。
それだけならまだしも・・・マシじゃねえが。
あろうことか魔界への扉を広げたらしい。
こうなったらどうなるかっていうと、さっきはベリアル1匹が出現しただけだが、今度は一気に悪魔が出てくるらしい。
でも全部が一気に出るわけじゃなく、下級、中級と、弱い奴ほど出てくるのが早いそうだ。
魔界の扉は魔力を封じるためのもので、魔力の弱い下級悪魔は扉が少ししか開いてなくても出て来れるとか。
だが魔界への扉が一定の大きさまで開くにはけっこう時間がかかるようだ。
だから今出てこれてるのは下級、中級、そんでベリアルぐらいらしい。
でも時間が経ったらもっと強力な奴らがウヨウヨと・・・。
・・・長くなりそうだな。
続きは次だ。


第13話『リバスの語ったこと(後)』
とにかく悪魔たちはその場にいた全員を殺したと思っていたらしい。
当然スヴァンヒルドの大臣も、兵士もだ。
しかしリバスは奇跡的に生き延びた。
かなり怪我をおっていたが、とにかく生き延びたらしい。
そのあと悪魔たちの警戒が薄くなったのを見はからって逃げ出した。
でも怪我人がそう長く走れるはずもなく、途中で倒れたと。
それで自分はもう駄目だ、と思った時に・・・。
天から神様が降りてきたらしい。
・・・これを読んでる奴、疑わしいとか思うな。
そう思ってもとにかく読んでくれ。
その神は『ルーン』とかいう名前で、リバスに剣を・・・スウィアーソードを与え、こう言ったらしい。
「悪魔たちを倒したければこの世界に存在するという8つの精霊武器を集めよ」と。
精霊武器っていうのは、俺のグリランドリーみたいに中に精霊が入っている武器らしい。
剣と、刀と、槍と、斧と、弓と、杖と、銃と、鞭、とにかくこの8つだ。
なんで精霊が入っているかって?
超昔にでかい戦争があって、その戦争に精霊達も参加した。
その戦争が終わったあと、力を失った精霊達は武器に姿を変えたらしい。
その1つがグリランドリーだ。
だがその精霊を見ることができるのは選ばれた者だけだとか。
だから見ることができる俺は選ばれた者らしい。
それでリバスはモンスターハンターをして旅費を稼ぎ旅をし、ようやく俺を見つけた・・・ってわけらしい。
これがリバスの話の要約だ。
ん・・・なんか忘れてるような・・・そうだ、悪魔達の目的だ。
悪魔達は完全に魔界への扉を開き、魔王を復活させようとしているようだ。
魔王が復活したらもうこの世界は混乱するだろうからな。
その混乱した世界が悪魔達にとっては住みやすい世界ってわけだ。
まったく迷惑な話だぜ。
とにかく、これがリバスから聞いた話だ。
この話の流れだと俺はリバスに協力して悪魔を叩く・・・ってことになりそうだ。
だが俺は言われなくてもそうするつもりだ。
仲間を殺し、グラディウスを滅亡させた悪魔、それに裏切り者のレーン。
俺は・・・こいつらを絶対に許さねえ。


第14話『旅立ち』
リバス「カーター・・・私と一緒に来てくれないか?」
それが話を聞き終わった俺にかけられた言葉だった。
ずいぶんぶしつけだな。
もし、ちゃんとリバスの話を聞いていなかったら俺は、
「行かねえ」と言っていただろう。
しかしあの話を聞いた後なら誰でも協力したくなるってもんだ。
加えて、俺はさらにあいつらに恨みがある。
このことから導き出される結論は・・・。
俺「いいぜ。 当然一緒に行ってやる」
それしかなかった。
リバス「本当にいいのか? もしかしたら途中で死ぬかもしれないんだぞ?」
あんな話をした後なのに、なんか遠まわしについてくるな、って言ってるみたいだ。
でもこれもあいつなりの心配なんだろう、と思うことにする。
俺「ああ。 覚悟はできてる」
ヒュー! 俺カッコイー!!
リバス「ならば行くぞ」
おいおい、ずいぶん早いな。
俺「ちょっと待ってくれ。 まだやらなきゃならないことがある」
リバス「何だ?」
俺「墓・・・作りたいんだよ。 この城と城下町の死んだ人たちの・・・」
リバス「・・・私も手伝おう」
俺達は休みなく動いた。
だがさっきの戦闘の傷のせいか時間がひどくかかり、全員の墓作りが終わったのは夜になってからだった。
そして俺とリバスは無数の墓の前で誓った。
「必ず悪魔たちとレーンを倒す」と。


−中書き−
・・・ここまでが今までの記録だ。
俺たちはその夜グラディウスを西に出発して少し遠くの宿屋まで来た。
そこで眠って、今目が覚めたということだ。
「カーター!! 今から私がお前を引きずりだしに行くぞ!!」
そろそろ行ってやることにするか。
だいたい書き終えたことだしな。
とりあえず当面は世界中を回って精霊武器を持つ奴を探すことになる。
俺は炎のグリランドリーだから・・・あと7人か。
あとフレイマアが落としていった赤い本、あれは俺次第で読めるようになるとか。
今は全然わけ分からんし読めんが。
そうそう、リバスはどれにも含まれないらしい。
なんでだろうな?
「カーター!!」
リバスが階段を上がってくる音がする。
やばい、行くぜ!
出発だ!!


第15話『出会い』
えーと宿屋からの続きだ。
俺達は宿屋を出発して西に歩いている。
行く先には何も見えない。
だから別に何があるというわけでもなく、ただ歩いているだけだ。
精霊武器は精霊武器と引き合う、とかリバスは言ったが、非常に嘘くさい。
だいたいこの広大な世界の中から7人だぞ?
見つけるのに何日、何ヶ月、何年かかるんだ?
でもそれでも俺達は探す。
探さなければならないからだ。
・・・それにしても、歩きながらこれを書くのはつらい。
リバス「待て」
突然リバスが俺を制した。
なぜかはすぐに分かった。
女の子がモンスターに追われているからだ。
「助けてぇー!!」
女の子が悲鳴をあげながら走ってくる。
追いかけているのは・・・マッドオックスか。
頭に角があり体を毛皮に覆われた大型モンスターだ。
ガルズに持っていったらけっこうな金になるはずだ。
こいつの毛皮は高いらしいからな。
オックス「フンゴォォォォォォ!!」
なんかあいつ興奮してるみたいだ。
リバス「助けるぞ!」
俺「もちろんだぜ!!」
これは当然だ。
困っている女の子を助けないのは俺の主義に反するからな。
「助けてください旅の人あたしあのモンスターに追われてるんです早くなんとかしてくださぁい!!」
その女の子は息もつかず喋りかけてきた。
よっぽど混乱しているようだ。
俺「とにかく逃げろ!」
女の子を逃がして俺たち2人はオックスに向き合った。
オックス「フンゴォォォォォォォォ!!」
オックスが体当たりを仕掛けてきた。
だが動きが直線的だから簡単に避けれる。
その隙をついてリバスはオックスの腹にスウィアーソードを突き立てた。
オックス「ォォォォ・・・フンゴォォォォーン!!」
リバス「うっ!?」
なんとオックスはよけいに暴れ出した。
俺「どーなってんだよ! こいつの弱点は腹じゃないのか!?」
リバス「いや・・・こいつと戦うのは初めてだ」
・・・おいおい、勘弁してくれ。

第16話『出会い(2)』
さて、どうしたもんか。
だいたいこれ書きながらちゃんと戦闘できるか!!
・・・とか言っても仕方がない。
リバス「それを書くのを止めろ! 本気でやるぞ!」
何ぃ、んなことを言うのか?
だいたい俺が戦わなくてもお前が剣を光らせればいいじゃねえか。
俺「いや、お前1人で十分だぜ」
リバス「だからあれは私の体力を使う・・・!」
オックス「フゴーッッッッ!!」
うおお、俺達が言い争ってる間にまたオックスが体当たりしてきやがった。
なんかさっきよりスピードが上がってるし。
リバス「仕方がない!」
やっとやる気になったか?
リバス「神よ我が声を・・・・・以下省略! ルーン!!」
おいおい、こんなんでいいのか?
リバス「・・・・・」
俺「・・・・・」
リバス「・・・・・」
しかし剣は光らない。 
やっぱりちゃんとあれを言えってことか?
リバス「ルーンめ、せめてこんな時ぐらいは出て来い!」
ルーンってあの神様とやらか?
それにしても神に八つ当たりしてもしょうがないだろ、と突っ込んでみたり。
オックス「フンゴォォォォォォォ!!」
リバス「くそっ!」
気がつくとオックスが目の前まで来ていた。
リバスは剣を構えているが、果たして今のキレたオックスに効くのか?
こりゃ今度こそ死んだかな。
せめて俺の死んだ後に誰かがこれを読んでくれれば・・・。
オックス「・・・・・」
とか考えてると、オックスが突然声もあげずに倒れた。
リバス「・・・・・?」
俺「・・・・・」
とにかく俺達は助かったらしい。
なぜかオックスの頭に矢が刺さってるが。
「やったー!! 命中ー!!」
遠くからどっかで聞いた声が聞こえてくる。
間違いなくさっきの女の子だ。
命中って・・・まさかこの矢を撃ったのは・・・。

第17話『出会い(3)』
「わーい、わーい! 今夜のおかず源、かっくほー!!」
さっきの女の子が走ってきた。
手には弓が握られている。
認めたくないんでとりあえず質問してみた。
俺「もしかして・・・オックス撃ったのって・・・」
「うん、あたし」
やっぱりそうか。
くそう、俺たちが倒せなかった奴をこんなか弱そうな女の子が倒すとは。
なんか自分に腹が立ってくる。
リバス「1つ聞いていいか?」
「え? 何でも聞いてよ」
リバス「お前がオックスを倒せたのならなぜあの時逃げた?」
もっともな意見だ。
俺もそれが聞きたい。
「だって真正面から戦うの危険だし。 あなたたちが倒してくれたらよかったんだけど、無理だったからあたしが」
まさかこんなしたたかな子だったとは。
「でもまあ、協力してくれたお礼。 今から近くの町まで行ってこのモンスター売ってご飯の材料買うから付いてきて」
俺「・・・なんでそれが礼なんだよ」
とりあえず突っ込む俺。
「だから、あたしがあなたたち2人に料理をご馳走してあげるの。 嫌ならいいけど」
リバス「いや、別にいい・・・」
何ぃ、なんでこいつは断ろうとしやがるんだ。
俺「大歓迎です! さあ行きましょう!!」
普通こうは言うだろう。
「じゃあ行こ。 あたしはセリエス、セリエス=ラフィールよ」
俺「俺はカーター=アンドリュー。 カーターでいいぜ」
リバス「私はリバス=フォルゲーンだ」
セリエス「カーターにリバスね。 行こっ!」
・・・なんか元気な女の子だな。


第18話『クロウスにて』
俺たちはその近くの町、クロウスのガルズにマッドオックスの回収を依頼した。
結果は1000マニー、けっこう高値だ。
セリエスはいつもこんな風にモンスターを狩って、それをガルズに渡して生活費を得ているらしい。
「本当は殺したくないけど、あたしたちが生きるためだから」ってセリエスは言っている。
誰かと違って心優しいな。
そんなわけで俺たちはクロウスにいる。
田舎かと思っていたがけっこうでかい町だ。
食料も充実してるしな。
・・・っといかんいかん。
キョロキョロしてると田舎者に見られちまう。
まあ田舎者なんだけどな。
セリエス「ねえねえ、せっかくだから闘技場行かない?」
なんかセリエスが唐突なことを言っている。
俺「闘技場ってなんだ?」
リバス「闘技場?」
俺達は同時に聞いた。
そりゃ聞きたくなるだろう。
セリエス「見えるでしょ? あの大きな建物」
セリエスの指差す方を見ると、たしかに巨大な、しかし妙な形をした建物が見える。
外見上はドームみたいだが、屋根がなく吹き抜けだ。
俺「あんなでかい所で何をするんだ?」
俺は素直な気持ちでそう聞いた。
セリエス「戦うのよ。 1対1で、腕に自信のある人たちがね。 そして勝った人には・・・」
リバス「勝った人には?」
セリエス「ガルズから賞金が与えられるのだー!!」
あれもガルズが作ったもんか。
金があるからって変なもん作るな!!
セリエス「と、いうわけで行こっ」
俺「俺は行きてえな」
リバス「私も行きたい」
これは意外、こいつがこんなこと言うなんてな。
セリエス「よーし。 じゃあレッツゴー!!」
それにしても・・・なんでこの子こんなに元気なんだ?

第19話『黒衣の戦士』
俺たちは闘技場の中にいる。
中心は広い円状(決闘場って言うらしい)に、周囲は観客がいる席になっている。
俺たちがいるのは当然観客席だ。
けっこう人が入ってるな。
今、決闘場では試合が行なわれている。
黒いローブを着た奴と、重そうな鎧を着た奴だ。
一見鎧のほうが強そうだが、実はローブの方が強い。
押されているように見えるのは、相手の出方を見ているだけだ。
まあ素人にはわからねえだろうが。
セリエス「たぶん・・・黒い方の人が勝つよ」
リバス「私もそう思う」
おいおい、リバスは分かるとしてもだ、なんでセリエスがそんなことを言うんだ?
俺「2人とも、なんでそう思うんだ?」
セリエス「だってあっちの人の方がかっこいいんだもーん」
リバス「一目瞭然だ。 動きも太刀筋も違う」
かたやミーハーの意見、かたや専門家の意見。
ここまで理論が違うとなんか面白いな。
・・・と思っていたら、いつの間にか勝敗が決していた。
片方が地面に倒れている。
当然勝ったのは黒い方だ。
セリエス「やっぱり!」
やっぱりって言ってもな。
それにしても、いったいあの黒衣は何者だ?
「いやあ、強いですね。 これで5連勝ですよ」
審判みたいなやつが黒衣に話しかけている。
黒衣「別に俺が強いわけではない。 相手が弱いだけだ」
「謙虚なお言葉で」
なんかキザなやつだ。
黒い服に黒い剣・・・そんなに黒が好きなのか?
「チャンピオンのお名前は?」
黒衣「アレフ。 アレフ=ガザルト」
セリエス「アレフっていうんだって」
俺「はーん」
だるい、そろそろ帰りたくなってきた。
そんな矢先、俺の心を一変させる言葉が審判の口から出てきた。

第20話『黒衣の戦士(2)』
審判「皆様の中に、彼に挑戦する方はいないでしょうか!?」
リバス「何だ?」
審判が叫びだした。
審判「現在勝った彼に勝つと、まもなく賞金3000マニーがあなたの元に入ります!!」
なんだ、たった3000マニーかよ。
・・・3000マニー!?
かなりの大金だぞ!
それだけあれば当分は旅費に困らないな。
誰か挑戦するやつはいないか、というと。
・・・いないみたいだ。
そりゃあんな強さ見せつけられたらな。
セリエス「ねえ、リバスかカーター出てみなよ。 もしかすると勝てるかもね」
俺「断る」
俺は即答した。
3000マニーは魅力なんだけどな。
もちろん勝てるがけっこうダメージは受けるはずだ。
セリエス「じゃあリバスは?」
リバス「出よう。 旅費になる」
またもや意外。
こいつがまたまたこんなこと言うなんてな。
明日は雪か?
リバス「ここだ! 私が出る!!」
審判「おーっとぉ、挑戦者は謎の女戦士!! はたして勝つのはどちらかぁ!? さあ皆さん、賭けて下さい!!」
・・・こんなことしてるのか。
どうりで人が多いわけだ。
リバスは決闘場まで降りて行った。
審判「挑戦者のお名前は?」
リバス「リバス=フォルゲーンだ」
アレフ「女か。 俺の相手になるのか?」
リバス「なめるな。 怪我ではすまなくなるぞ」
おお、初対面の相手にああか。
さすがはリバスだ。
審判「それでは・・・リバス=フォルゲーン対アレフ=ガザルト!! レディー・・・!」
リバス「・・・・・」
アレフ「・・・・・」
場内が緊迫感に包まれる。
審判「・・・ファイト!!」

第21話『黒衣の戦士(3)』
審判の声とともに2人がお互いに向かって走り出した。
もちろん剣を構えて。
先制したのはアレフだ。
黒刀を構えてリバスへと振り下ろす。
それをリバスは間一髪で避けた。
すかさず攻撃に転じるリバス。
しかし読んでいたのか、アレフもそれをかわす。
だんだん歓声が高くなっていった。
観客はこの2人の戦いにのめりこんでいるようだ。
リバスのスウィアーソード(以下略してS・S)がアレフを襲ったかと思うと、アレフの黒刀がリバスを突いているようにも見える。
アレフの黒刀がリバスを斬ったかと思うと、リバスのS・Sがアレフを仕留めたかに見える。
こりゃ本当にどっちが勝つか分からねえな。
一つ分かるのは・・・観客はもうこの戦いを賭けの対象として見ていない。
ただ純粋に強者同士の真剣勝負として見ているってことだ。
そしてまもなく、試合開始から10分が経とうとしていたとき、リバスが勝負に出た。
セリエス「あれ? リバス何言ってるの?」
なんとS・S覚醒(俺が勝手につけた)の詠唱を始めた。
リバス「神よ我が声を聞きたまえ、我は汝との契約により力を得し者なり、今我に力を与えよ・・・」
おいおいおい、いいのか?
それって対モンスター用だろ?
人間相手に使うなよ。
アレフ「・・・ほう」
ん、なんかアレフが反応したような。
まあ気のせいか。
リバス「・・・ルーン!!」
前と同じように、場内に光が走った。
審判「ななな何でしょう!? これではどちらが勝ったか見分けが・・・」
こんなときにまでこれか。
ある意味尊敬するぜ。
そろそろ駄目だ。 
俺も見えねえ。
とりあえずここまで書いて、続きは後で書くか。

第22話『黒衣の戦士(4)』
ようやく光がおさまったみたいだ。
たぶんリバスが勝ってると思うけどな。
審判「えー、ただいまの勝負は・・・」
うんうん。
審判「・・・ドロー!!」
何ぃ!?
だがそう言った理由がすぐにわかった。
なぜか2人とも倒れているからだ。
セリエス「あらあら」
何があったか知らないが、こうなるとそれしか言いようがない。
審判「なお、今の試合の掛け金は戻りません。 ご注意を」
・・・いいのか、んなこと言って。
「ふざけんなー!!」
「金返せー!!」
やっぱりな。
客が騒ぎ出した。
暴動が起きないうちにずらかるとするか。
セリエス「あ、待ってよ!」
やばい、セリエスを忘れるところだった。

俺達は闘技場の外へと走り出た。
しばらく走ると、物陰からリバスが現われた。
俺「お、大丈夫か? 負けちまったけど」
リバス「あれは・・・わざとだ」
セリエス「わざと?」
そう言われるとそんな気がする。
まず、目がくらんだ後に何の音もしなかった。
だいたい剣の音ぐらいするだろうに。
さらに、目の前にいるリバスには傷も何もない。
俺「でもなんでわざと負けるんだよ?」
リバス「それは・・・。 おい、出てきてくれ」
リバスが向こうに何か合図をした。
すると、誰かが姿を現した。
黒い服、黒い剣。
それは紛れも無く。
セリエス「アレフ=ガザルトぉ!?」
アレフ「・・・・・」
本人だった。


第23話『黒衣の戦士(5)』
あれ、なんかここ1ヶ月の記憶が飛んじまった。
・・・ことはない。そんな気がしただけだ。
セリエス「ねえねえねえ、本物!? サインちょうだいサイン!」
うをう、なんて適応早い奴。もっとほかの事に突っ込め。
アレフ「・・・・・」
アレフはセリエスの差し出した紙にペンで「A・G」と書いた。
・・・って書くんかい!!
アレフ「字が下手だが許してくれ」
セリエス「キャー! 感激ー!!」
何だかなあ。仕方がない、俺が切り出すか。
俺「とりあえず説明してくれ。なんでお前がここにいるんだ?」
リバス「そういえば言っていなかったな。アレフ、頼む」
何か訳が分からんが・・・。
アレフ「『我は闇との契約により力を得し者なり、今我に力を与えよ・・・シェイブル!』」
間違いない! 微妙に違うが、これはいつもリバスが叫んでるセリフだ!
セリエス「あれ? なんかアレフの剣から出てきたよ!?」
俺達が見た、アレフの剣から出たものは・・・黒いコウモリみたいな奴だった。
「我シェイブル、闇精霊也」
コウモリが喋りやがった。しかもなんか変だ。
リバス「これが何か分かるか?」
分かるかんなもん!
セリエス「ぜーんぜん」
俺「分かるわけねえだろ」
リバス「カーター、お前は分かれ」
分かれってもな・・・ん・・・まさか・・・たしか闇精霊って・・・。
シェイブル「再度言。我シェイブル、闇精霊也」
・・・やっぱりか。こいつが残り7体いるらしい精霊の1人なのか?
アレフ「俺がこの刀を手に入れたとき、こいつが俺に話しかけてきた。『力望?』と。俺は迷わず『ああ』と答えた」
簡単すぎるぞ、おい。
アレフ「俺には力を手に入れなければならないわけがあった。ある男を殺すために」
物騒なこと言うなコイツ。・・・まあ俺も人のこと言えないが。
なんせ俺も悪魔とレーンの野郎を殺すために旅してるようなもんだからな。
リバスも復讐で戦ってるし。
セリエス「殺すぅ!?」
アレフ「あいつは俺から全てを奪った。あの・・・紅眼の男は」
そう言うアレフにはどこか苦渋の表情が浮かんでいた。
リバス「だからアレフも私たちと旅をすることになった」
俺「・・・どういう経緯だよ」
アレフ「あくまでも悪魔を倒すのはついでだ。俺の目的は紅眼の男だからな」
自己中だなコイツ。まあいいか。仲間は多いにこしたことは無い。
アレフ「シェイブル、そろそろ戻れ」
シェイブル「了解」
シェイブルがアレフの刀に吸い込まれた。戻った、と言ったほうがいいか。
セリエス「うーん・・・なんか重い話。全然分からないや」
そりゃ分からんだろ。セリエスはそこらへんの事情さっぱり知らないからな。
「はいはいはーい。ここからはあたしの出番なんですね!」
まーたやかましい声が聞こえた。どこからだ?
セリエス「あたしの弓が・・・喋った!?」
・・・なーんかやな予感が。

第24話『お約束』
「どーもー」
弓が喋ってやがる。もう絶対驚かんぞ。
それにしても何でこんなに事が都合よく進むんだ。
リバス「・・・これは」
もういい、分かってるから言うな。
アレフ「精霊だな」
・・・だから言うなよ。
シャリト「そのとーりー!あたしは光の精霊シャリト!」
セリエスの弓から小さな妖精みたいなのが現われた。
シャリト「こんなに簡単に会えるなんて!もうシャリト大感激!」
さっきからやかましい精霊だな。
セリエス「精霊ってさっきの話の?」
シャリト「あ、あなたがあたしの御主人さまね?」
セリエス「うん」
おいおいおい、『うん』ってな・・・。
俺「止めろ止めろ、そんなこと言ってるとお前も俺らと旅しなきゃいけない羽目になるぞ。しかも強制的に」
とりあえず引き止める俺。
セリエス「別にいいよ。なんか面白そうだし」
シャリト「わおわかりやす〜い。んじゃ契約っと♪」
セリエス「いいよ〜」
シャリトは再び弓へと戻った。
リバス「ま・まあ、仲間がこれで2人揃ったからよしということに」
俺「なんかどうでもよくなってきたな。こんなに簡単に仲間って見つかるもんか?超確率低いのに」
ほとんど本音だ。
アレフ「過ぎたことを言うな。手伝うだけありがたいと思え」
セリエス「さあ、しゅっぱーつ!」
リバス「ほら、行くぞ」
こうして俺達に心強い仲間が加わった・・・なんて書くか!
仲間に加わったのは、ウルトラ脳天気娘と無愛想自己中戦士だ!
心強くも無いし頼もしくも無い!!
くそう、超期待を裏切られた気分だ。
さぞかし頼りになると思っていた仲間がこんなんだからな。
他の奴らはいったいどんな奴だ。
なんかもう、世界を救える感じしないな・・・はあ。
それでもこの日誌を書き続ける俺。
時刻はちょうど、日が沈みかけようとしていた。

第25話『つかの間の安らぎ?』
「日が沈みかけようとしていた」ので、結局俺達はセリエスの家にずうずうしく上がりこんでしまった。
その上夕飯までご馳走になっている。
もちろん食費は俺たち(といってもほとんどアレフ)もちだけどな。
それにしても超うまい。。
なにより俺の大好物のマーボーカレーがあるのが嬉しい。
(マーボーカレー・・・マーボー豆腐にカレーを混ぜたもの。この世界ではわりとメジャーな料理である)
セリエス「おいしい?」
俺「美味い。サイコー」
これは俺の正直な感想だ。
リバス「なかなか・・・いけるな」
だろうな。
アレフ「・・・・・」
おいおい、何か言ってやれよ。
セリエス「どう、アレフ?」
アレフ「・・・美味い」
それでよし。
セリエス「うんうん、みんなおいしいって言ってくれたね。あたし将来は料理研究家になりたかったんだ」
俺「立派じゃんか」
セリエス「でも無理かもね。世界を救う勇者になっちゃったし♪でも勇者もいいかもね〜」
リバス「救えるかは分からない。まだ集まったのが3人だ」
リバスは自分を数に入れていないらしい。
入れない理由でもあるのか?
セリエス「平気平気。だってこんなに簡単にあつまったんでしょ?あと5人ぐらいすぐ見つかるよ」
見つかりゃいいけどな。
リバス「そうだな。・・・絶対に見つけよう」
俺「当然だろ」
アレフ「ああ」
おお、アレフも賛成するとは。
セリエス「じゃ、団結を願って・・・ワインで乾杯でも」
セリエスが棚からワインを出してきた。
俺「いいねぇ。やろうぜ」
セリエス「じゃあアレフやってくれる?」
アレフ「今ここに4人の仲間が揃ったことに感謝し、残された仲間を見つけることを祈って」
俺「早いっつーの!全然グラスについでないぞ!」
つーかこいつこんなキャラだっけ!?
アレフ「面倒なことは早く済ます性質でな」
・・・納得。
アレフ「では乾杯」
セリエス「かんぱーい!」
リバス「乾杯」
俺「かんぱぃぃぃぃぃぃ!!」
そして俺達はワインを飲み干した。
俺達のほとんど、いや全員が未成年だということはさておき。
ちなみにこの後、眠くなったのか全員すぐに寝てしまった。
もう俺も寝ることにする。



・・・以上で一区切りです。続きは続カーター・アンドリューの冒険日誌から開始しますんでよろしく。


で、移転後の話です。

2日酔いでモンスターと戦ったカーター達。
やられそう・・・かと思ったが、謎の村人?フェイバリットの手を借りて何とか倒すことが出来た。

しかし疲れからか倒れる4人。そんなところに再びモンスターが。
フェイバリットが善戦するも、おしくも破れてしまう。
しかしそんなところに謎の女性が登場、そのモンスターを倒す。
女性は去り、なんとやられたモンスターが仲間に。
そのモンスターの名はファーブィM(M男)である。



















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